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Chapter 2: UEFI BIOS 設定
2.5.6 DRAM Timing Control
メモリーのアクセスタイミングに関する各処理時間を設定することができます。数値の調節は
<+> <-> で行います。デフォルト設定に戻すには、キーボードで [Auto] と入力し、<Enter> を押
します。
この項目の設定を変更するとシステムが不安定になる場合があります。不安定になった場合
は、デフォルト設定に戻してください。
2.5.7 TDP Conguration
この項目の内容は取り付けたプロセッサーにより異なります。
Target TDP [Auto]
ターゲットとするTDP(Thermal Design Power)の設定を変更することができる、Congurable
TDP機能の設定をすることができます。プロセッサーはここで指定されたTDPの範囲内で動作す
るよう、CPUの発熱と消費電力を抑制します。
2.5.8 APU Voltage [Oset Mode]
[Oset Mode] プロセッサー固有の基準値に対して電圧を調整します。
CPU Oset Mode Sign [+]
[+] CPU Oset Voltageで指定した値の電圧を上げます。
[–] CPU Oset Voltageで指定した値の電圧を下げます。
CPU Voltage [Auto]
プロセッサー電圧のオフセット調整値を設定します。
設定範囲は 0.00625V〜0.33750V で、0.00625V刻みで調節します。
電圧の設定を行う前にプロセッサーの説明書をご確認ください。設定値が高すぎるとAPUの損
傷、低すぎるとシステム不安定の原因となることがあります。
VDDNB Oset Mode Sign [+]
[+] VDDNB Oset Voltageで指定した値の電圧を上げます。
[–] VDDNB Oset Voltageで指定した値の電圧を下げます。
VDDNB Voltage [Auto]
ノースブリッジ電圧のオフセット調整値を設定します。設定範囲は 0.00625V〜0.36250V
で、0.00625V刻みで調節します。
25.9 DRAM Voltage [Auto]
メモリーの駆動電圧を設定します。
設定範囲は 1.350V〜1.650Vで、0.150V刻みで調節します。
2.5.10 SB 1.1V Voltage [Auto]
FCHに供給される1.1Vラインの電圧を設定します。
設定範囲は1.1V〜 1.22Vで、0.04V刻みで調節します。
• 各項目はリスクの度合いに応じて色分けして表示されます。
• 電圧を高く設定する場合は、冷却システムを増強することをお勧めします。
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