ASUS Z97-C
4-7
Chapter 4
4.4.1 DIGI+ VRM
DIGI+ VRMlでは、システムの安定性やオーバークロックパフォーマンスを調整するために、CPU
やメモリーの供給電流やVRMの制御方法を設定することができます。
DIGI+ VRMを起動する
メニューバーで「DIGI+ VRM」をクリックしま す。
ヘルプ
最後に適用された値に戻す
設定を適用する
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1
2
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1
CPU Power Phase Control
動作中のCPU用電圧調整モジュール(VRM)数の制御方法を設定します。システム負荷の高い状態で
稼働フェーズ数を増やすことにより、高速過渡応答と高い伝熱性能を得ることができます。システム
負荷の低い状態で稼働フェーズ数を減らすことにより、VRMの変換効率が向上し発熱を抑えること
ができます。
2
CPU VRM Switching Frequency
CPU用VRMのスイッチング周波数の制御方法を設定します。周波数を高くすることでVRMの過渡応答
を高 め ることができます。
3
CPU Current Capability
CPU用VRMの許容する上限温度を設定します。CPU用VRMがここで設定した値に達すると、VRMは
温度を下げるために自動的にパフォーマンスを低下させます。
4
CPU Load-line Calibration
CPUへの供給電圧を調整します。高い値を設定することでオーバークロックの限界を引き上げること
ができますが、CPUとVRMの発熱量は増加します。
5
CPU Power Duty Control
CPU用VRMの制御方法を設定します。温度または電流、どちらを重視して制御を行うかを選択しま
す。電流を重視することにより、オーバークロック時に安定した動作を得ることができます。
• 調整可能な値は、取り付けられたCPUやメモリーによって異なります。
• マザーボードやコンポーネントの故障を未然に防ぐために、DIGI+ VRMによる調整を行う
際は、適切な冷却システムを取り付けた上で行ってください。
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